私たちの技術

回路設計からアプリ開発まで
IoTの一貫した開発体制

IoT技術習得の経緯

私たちはもともとアプリ開発やウェブサービス運営するIT専門の開発会社でしたが、2015年、一件の農家さんとの出会いにより、たまたま作り出したスマホでハウス内の温度が見れる製品の開発がきっかけで農業分野に参入しIoTの技術に取り組み始めました。

IoTの技術も確立されておらず、モノづくりも初めてだった私たちは、日々実験の繰り返しで製品もアクリル板を接着しながら手作りで1台1台作っている状態でした。

そんな中からも着実に技術を習得し、自分たちの手持ちの技術を増やしながら、周りの協力も得てここまでたどり着きました。
今では回路設計からソフト開発、通信、アプリ開発まで一貫したIoTの開発体制を構築し、世の中のニーズや要望に直接取り組むことのできる企業として自社開発の製品やサービスの提供を行っています。

今後更なる技術力の向上と開発体制の強化を進め、チーム一丸となって感動を与える製品やサービスを生み出してまいります。

ビッグデータを扱える、高度なウェブ開発技術

2005年より数億を超える大量のデータを扱うウェブサービスを開発、運営してきた私たちは、サーバーの構築からデータベースの設計、高速処理を行うためのプログラミングなど、高度な技術とノウハウを培ってまいりました。
そのため、今でも大量の環境データなどを扱うことができ、将来のAI開発などに向けた技術力を備えています。

また、ウェブサービスやアプリ開発を通じていかにユーザーが利用しやすい画面設計にするかを考え培った技術は、現在もUIやUXのデザインとして、使いやすいと好評をいただいています。

LPWAを活用した、最先端の通信技術

私たちは早い段階からIoTに活用する無線の技術に着手し、現在はLPWA(Low Power Wide Area)の通信方式を採用し、省電力で長距離データを送信する技術により、これまで通信会社のネットワークに頼らざるを得なかった環境とは別の手段を提供することができるようになり、インターネットに接続させながらも、ユーザーに月額無料のサービスが提供できる商品開発などに役立っています。

更に現在、全国にIoTの通信インフラ整備を進めており、月々の負担なくスイッチ一つでネットにつながるIoT環境を構築しています。

独立電源で稼働するセンサー、回路設計技術

水田や畑など、農地には電源もインターネット環境もなく、農業分野でのIoTは難しいとされてきました。
それでも私たちは農家のみなさまの課題を解決するため、いかに省電力にし、独立電源で稼働させることができるかに挑戦してきました。
その結果、現在では無充電でも数か月センシングできる水位センサーや、太陽光発電だけで遠隔でモーターを稼働させる給水装置など、外部電源や配線を不要とした商品開発を実現しています。

これにより、電気工事も不要となり、お客様が簡単に設置して利用できる製品が数々誕生するようになりました。

使いやすさと低コストを実現させる、商品設計力

いくら高い技術があっても、お金をかければ何でもできる、では意味がありません。
課題を抱えるユーザーにいかに使いやすく、導入コストを抑え、費用対効果を高めることができるかが開発に携わる企業が努力すべき重要なポイントです。
常にユーザーの立場に立ち、課題を解消させる方法がないかを目的から思考し、ベストな提案として商品を生み出していく。
そこには常識にとらわれず知恵と勇気が伴う商品開発力が必要です。

私たちはお客様が求める「本当に必要なもの」に神経を集中させ、「ちょうどいい」と言っていただける商品開発に努めています。

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