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農家さんの畑からビルの屋上までスマートフォンで簡単に環境データがわかる
スマート農業を推進する株式会社farmo(住所:栃木県宇都宮、代表取締役:永井洋志/以下ファーモ)は、測定したい場所に気象センサーを設置して、地点の気象状況をリアルタイムにクラウドで観測できる「ウェザーファーモ」アプリをリリースしました。気象庁のデータでは分からない、圃場ごとに違う農場の環境や、建築現場の気象状況の把握など、幅広い用途で活用できます。
「ウェザーファーモ」アプリについて
「ウェザーファーモ」はiOS、Android対応で、アプリをダウンロードすればどなたでも簡単にご利用いただけます。アプリは、農家さんの圃場や建設現場など各地点に設置した気象センサーにより、気温、湿度、風速、降雨量から気圧まで、全部で7つのデータを測定できます。また、データは10分間隔で送信され、地点の環境において、より実際に近い数値をスマートフォンやパソコンから閲覧できます。スマートフォンで閲覧するデータは複数人で共有することが可能なため、それぞれの端末からアクセスすることで、気象センサーが設置された地点の環境を時間・場所を選ばずに確認することが可能で、地域での情報共有にご活用いただけます。
上記QRよりアプリをダウンロードいただき、実際の気象データをご覧いただけます。
※ご利用方法は、下記ウェザーファーモの登録手順をご覧ください。
栃木県鹿沼市180棟のハウスでニラ生産 柏渕農園でウェザーファーモを導入
栃木県鹿沼市茂呂で3代続く柏渕農園、柏淵 衛雄(かしわぶち もりお)さんはニラの専業農家です。七町歩の広大な圃場に、180棟のニラのハウスがあり20名の従業員で作業を行っています。ニラは季節を問わず1年中生産できることもあり、農家さんにとっては魅力的な作物です。
しかし鹿沼地区は2月に季節風が吹き荒れ、竜巻や突風被害があることからニラの葉先に痛みが出るなどの障害に悩まされていました。天気予報と実際の気象が違うことが多かったため柏渕農園では昨年末ウェザーファーモを導入。風の強さをアプリで簡単に見ることができるため、ピンポイントの気象(風速・気温)をアプリで把握することができるようになりました。スマートフォンで圃場の風の状態、気温などがリアルタイムで把握できるため、風対策に大変役に立っているとご好評をいただいています。
気象センサーの仕様
詳細はこちらをご覧ください。
項目 | 内容 |
通信方式 | LPWA(LoRa方式による通信) |
電源 | 太陽光パネルによる発電、およびリチウムイオン電池による蓄電 |
位置情報 | GPSで位置情報を取得 |
動作環境 | -10℃~50℃ |
設置方法 | 半径10m以内に障害物がない場所での設置 |
データ保持期間 | 設置開始時からセンサー回収まで、全期間のデータ保管 |
データ保管場所 | 弊社が所有するクラウドサーバーに保管 |
利用条件 | farmoアンテナ※通信エリアで稼働。エリア外は通信機の設置が必要です。 |
ウェザーファーモ登録手順
- まず初めに、スマホがiPhoneの方は「App Store」、Androidの方は「Play Store」より「ウェザーファーモ」を検索する。 ※上記QRコードを参照
- 次に、インストールをする
- インストールが終わったら、アプリを開く
- 製品の登録をタップ
- アプリが開いたら、製品IDのところに「w5mwy9」と入力して、「次へ」ボタンをタップ
- 登録ボタンをタップ
- 気象データが見られるようになる
本件に関するお問い合わせ
株式会社farmo(ファーモ) https://farmo.co.jp/ 広報 小平真李 kodaira@farmo.co.jp
〒320-0855 栃木県宇都宮市上欠町866-1 TEL:028-649-1740 携帯:070-4406-2777
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