ニュースリリース

【ソーシャル水管理】 実証実験をスタートします

株式会社farmoはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用し、日本の農業をサポートする画期的な製品「farmo(ファーモ)」を開発、栃木から日本全国展開中です。farmoは今年も農家さんをサポートする新しいチャレンジを進めて参ります。

ソーシャル水管理とは

☞ 農業を営む方の高齢化により、田んぼの水回りができない地域が増え、耕作放棄地へとつながっています。このような地域にスマート農業の導入を検討しても、スマートフォンの使い方など、ハードルも高いことから離農する農家さんも増えています。(株)farmoではコメ農家の大きな課題である田んぼの水回りを、農家さんとともにfarmoスタッフがサポートするサービスを実証実験としてスタートします。

実証実験が行われるのは、200枚以上の田んぼを持つ、栃木県日光市の日光八木澤ファーム。自然豊かな 日光市で先人が切り開いた棚田で米作りをしています。棚田は生産効率が良くないため、管理が難しく、全国でも耕作放棄地が増えています。しかし、美しい景観や、水源に近く米がゆっくり熟成するためおいしい米が収穫できることから、先人たちが守ってきた棚田にこだわり、米づくりを行っています。代々家族で農業に従事する日光八木澤ファームは日本の農業の縮図であり、農業の課題解決に取り組む(株)farmoにとって、チャレンジングな実証実験となります。#日光八木澤ファームhttps://yagisawafarm.jp/

☞実証実験

farmoスタッフが農家さんとともに、水管理を行います。水田farmo、給水ゲートの設置、スマートフォンでの水管理、水位情報などはFAX送信サービスなども行います。中山間地域をカバーできるよう、圃場内にアンテナを設置し、地域の皆様にもfarmoのサービスを享受していただけるようにいたします。期間は5月中旬から秋の稲刈りシーズンまで。

☞目標

 米作りは農家さんだけが管理するのではなく、地域でカバーできるようなソーシャル水管理を目指します。IT弱者のご高齢の方が離れた地域に住んでいるご家族、地域の皆さま、私共farmoのスタッフとともに〝ラク〟に管理できるよう、農業の省力化を目指し取り組みます。

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